【実践】仕事でのミスを減らす方法
仕事でのミスは修正作業に多くの時間を無駄に費やす必要があるだけでなく、重大な損害をもたらす恐れがある。
私はせっかちな性格で幼い頃からミスが多く、非常に強い問題意識を持っている。
この機会にミスについてしっかりと向き合ってみようと思う。
ミスの原因
思い込み
こんなところでミスをしていないだろうという思い込みは非常に危険である。そのような思い込みは見直す習慣とミス発見のチャンスを奪ってしまう。
「必ずミスはある」と常に意識をし、まさかと思うような点も先入観を捨ててミスを疑う習慣を持たなければならない。
行動
・必ずミスをしていると考える。見直しも作業の一部であると考える。
心理状態
心理状態もミスの発生要因となる。時間に追われている、仕事が溜まっているなどの強いプレッシャーがある状態では必然的にミスが発生しやすくなる。
自分の心理状態を客観的にモニタリングし、ミスをしやすい心理状態にあるときはそれを避ける工夫をしたり、気を引き締めることを習慣にして、ミス発生防止に努めなければならない。
行動
・自分の心理状態を客観的に観察する習慣をつける。「今強いプレッシャーがかかっているからミスをしやすいかも」、「時間に追われて焦っているからミスをしているかも一息つこう」と自分を客観的に見ることを心がける。
環境
騒がしい環境、人に話しかけられやすい環境などはミスの発生頻度が上がる。上記のように注意力が散漫になる環境では、細かい作業の中断が発生しやすくなる。作業を中断し、再開するとき抜け漏れが発生する事がある。
重要な作業を行う際は、注意力が散漫になりやすい環境は極力避ける等の工夫をしなければならない。
行動
・職場の環境を変えたり、仕事の場所を変えるのは通常あまり現実的ではない。とはいえできることもある。重要な作業中はPCやスマホの通知をOFFにするなど、できることから取り組む。
作業内容が複雑
複雑な判断が必要な作業はミスが多くなる。複雑な作業はミスが意思決定や判断の回数が多くなり勘違いを招きやすくなる。
作業を行う際はできる限り複雑な意思決定や思考を減らす工夫が必要になる。
行動
・複雑なタスクも細分化を行えば単純なタスクの集合体である。タスクを細分化しリスト化することで負荷の削減を行い、ミスを削減に務める。
ワーキングメモリの容量不足
子供の頃からうっかりミスが多いという場合は、ワーキングメモリの容量不足を疑うべきかもしれないそうだ。「精神科医 樺沢 紫苑 (著) 絶対にミスをしない人の脳の習慣」に以下のような記述がある。
本書の中でワーキングメモリは後天的に鍛えることが可能であるとあり、ワーキングメモリを鍛えるための具体的な9つの方法が示されている。
行動
・ワーキングメモリを鍛えるため、「絶対にミスをしない人の脳の習慣」に示されている行動習慣実践する。特に、十分な睡眠、運動、マインドフルネスを優先的に習慣化する。
参考書籍
1)樺沢 紫苑 (著) 絶対にミスをしない人の脳の習慣
関連書籍
・飯野謙次 (著) 仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?
・藤井美保代 (著) 「事務ミスゼロ」の仕事術 とにかく簡単!ミスをとことん防ぐ50の小ワザ
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